『わたしを離さないで』ドラマ化!原作映画の秘密結末ネタバレ感想!

日系英国人作家カズオ・イシグロさん原作小説『わたしを離さなさいで』が2016年1月から始まる

TBSの金曜ドラマ(10時枠)でドラマ化されることが決定しました!

この作品は2005年に書籍化されると英語圏で100万部を超える大ベストセラーとなり、

2010年には映画化、日本では2014年に蜷川幸雄さん演出、多部未華子さん主演で舞台化もされている作品になります。

原作小説や映画はイギリスを舞台に描かれていますが、今回のドラマは日本を舞台に描かれていくそうです。

今回このドラマの脚本を手掛けるのは「天皇の料理番」や「ごちそうさん」といった人気作品を生み出した森下佳子さん。

今から放送が楽しみな作品の1つですが、今回は『わたしを離さなさいで』の物語の秘密や結末などをネタバレしていきたいと思います。

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『わたしを離さないで』ドラマ版キャスト ドラマ あらすじ

保科恭子(原作:キャシー)/綾瀬はるか(子役:鈴木梨央)

土井友彦(原作:トミー)/三浦春馬(子役:中川翼)

酒井美和(原作:ルース)/水川あさみ(子役:瑞城さくら)

堀江龍子/伊藤歩

“マダム”/真飛聖

山崎次郎/甲本雅裕

神川恵美子/麻生祐未

20年前、恭子・友彦・美の3人は外界と遮断された山奥にある寄宿舎/陽光学苑で生活をしていました。

陽光学苑の子供たちはそこで共に生活をしながら教育を受け、他の同じような施設の子供たちと何ら変わりないよにう育てられていた。

しかし、この施設にいる彼らは生まれながらにして、ある使命を与えられた「特別な子供」だという。

彼らに課せらた使命とは一体何なのか・・・

自分たちの運命を知った3人は子供から大人になる中で「生きる意味」を模索し、

大人になった3人は自分たちの使命を果たすのか、それとも運命に抵抗するのか・・・

『わたしを離さないで』原作小説、映画の秘密に結末ネタバレ感想!

では、ここから原作小説や映画などを元にストーリーのネタバレをしていくのでご注意下さい。

含みを持たせたあらすじにこの施設の役割や子供たちに与えられた使命が一体どういうものなのか気になるところですが、

早速重要な部分をネタバレしていきます。

 

まず、陽光学苑の役割と子供たちの使命というのが、

陽光学苑は臓器提供するための子供たちを育てるための施設であり、

その子供たちは臓器提供をするために育てれられたクローン(コピー)だということ。

クローンということはもちろんどこかにオリジナルが存在するため、

教室の外に出る際にも彼らは厳重に管理されていて、学苑の境界線から出ていくことは禁止されています。

 

原作小説や映画は主人公のキャシーが物語を回想する形でストーリー展開していきますが、

ドラマも主人公の恭子の視点から物語が描かれていくことになるようです。

ネタバレ①親友から三角関係に

幼少時代のキャシー(恭子)はよく同級生にいじめられ、

その度に癇癪を起こすトミー(友彦)のことが次第に気になる存在へと変化し、

そしてトミーもまた、何かと自分のことを気にかけてくれるキャシーに好意を抱くようになっていました。

 

外の世界に出ることを禁じられている子供たちは、

出入り業者が時々学苑にやってきては、そこでお店を開くのを楽しみにしています。

ある日、トミーはそこで買ったカセットテープ”Never Let Me Go-私を離さないで-“をキャシーに贈ります。

カセットテープを贈られたキャシーは自分の部屋でそれを嬉しそうに聞いていますが、

そのキャシーを冷たい目で見つめていたのはキャシーの親友、ルース(美和)でした。

 

キャシー(恭子)とルース(美和)はとても仲が良く、親友同士の二人でした。

キャシーとトミー(友彦)がお互いに気になる存在だということを知ったルースは

時には2人の仲をからかったりもして、3人は仲良く学苑生活を送っていたのですが・・・

しかしある日、仲が良かったはずのルースがトミーに急接近を仕掛けたことがきっかけで、トミーとルースは付き合うことに。

 

キャシーは新友だったはずのルースの行動に戸惑いを隠せずにいますが、

そんなキャシーの心の支えとなっていたのが、トミーから贈られたカセットテープ”Never Let Me Go-私を離さないで-“でした。

ネタバレ②コテージでの共同生活

18歳になった生徒たちは学苑を卒業し、キャシー(恭子)、トミー(友彦)、ルース(美和)の3人は同じコテージで共同生活を開始します。

生徒たちは臓器提供が出来る年齢になるまでは学苑で過ごし、

臓器提供が必要な患者が現れるまではコテージで共同生活をしてその時を待つのだといいます。

もちろんこの時には彼ら全員、自分達が臓器提供のドナーとして作られたクローンであり、

これから自分達が辿る運命についても既に知らされています。

 

コテージでの共同生活は別の施設から先に来ていたカップル2人を含めた5人での生活。

ある日、その2人から自分たちの運命を一時的に逃れるための手段が1つだけあるという噂話を聞きます。

ネタバレ③トミー(友彦)とルース(美和)からの決別

キャシー(恭子)達が2人から聞いたその噂話は、

学苑の生徒たちの中で”真の恋人同士”になった2人は提供までに数年間の猶予期間が貰えるというものでした。

その時はそんな話は聞いたことがないと噂話を否定した3人だったのですが・・・

 

コテージに移ってからのトミーとルースの2人は身体を重ねたことでよりいっそう結びつきが強くなり、

自分の居場所をなくしたキャシーは2人がいるコテージを出て介護士として働くことを決意します。

物語の中の介護士というのは、キャシーらのような提供者の介護をする仕事で、

提供者は”終了”するまでに何度か提供をすることになりますが、

提供を重ねる毎に体力や抵抗力が落ちていくため、その世話や最期を看取ることが介護士の仕事となります。

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ネタバレ④再会

コテージを出て介護士として働くキャシー(恭子)は忙しい日々を送っていました。

介護士の仕事はとても過酷で、提供者以外と接触することが禁じられているため時には孤独に苛まれることも。

介護士として働くことでその間は提供を免れますが、

その過酷さから自らが提供者になることを切望するようになる者も少なくないといいます。

 

3人が別々の道を歩み10年が経った頃、3人は久しぶりに再会します。

トミー(友彦)とルース(美和)は運命に抗うことなく提供が始まっており、既に2回の提供を終えたという。

ルースはこの時キャシーに、本当はキャシーとトミーが結ばれるべきだったとトミーを奪ったことを謝罪し、

そして、昔コテージで聞いた噂話を持ち出し、

”真の恋人同士”になった2人は提供までに数年の猶予期間が貰えるため、申請してみてはどうかと提案します。

ネタバレ⑤結末

2度の提供によって既に衰弱しているルース(美和)は、

キャシー(恭子)とトミー(友彦)に2人で幸せな猶予期間を過ごして欲しいと懇願する。

それが自分に出来る最期の償いだと言い、学苑によく足を運んでいたマダムの住所を2人に知らせます。

キャシーとトミーはマダムに会いに行くことを決めますが、

一方でルースには提供を告げる通知が届き、3度目の提供によって最期を迎えることに。

 

マダムの自宅を訪れたキャシーとトミーの2人は

”真の恋人同士”になった自分達に提供まで猶予期間を設けて欲しいと願い出ます。

しかしマダムからは、そういうことは一切していないし、猶予期間なんてただの噂話に過ぎないと一蹴されてしまいます。

 

さらには、学苑時代にマダムが持ち帰っていた生徒たちの美術作品は、この活動に賛同する支援者を増やすため

(クローンはきちんと育てられ、心も発達しているのだと知らせるため)の展示会を開くために集められていたということを聞かされ、

キャリーとトミーは絶望の淵に立たされます。

 

生きたいと願う気持ち、愛する人と一緒にいたいと願う気持ち、それは人間でもクローンでも同じように抱く感情で、

クローンだって人間と同じ心を持っているはずなのに、それに抗うことを許されない運命・・・

帰り道、泣き叫ぶトミーを優しく抱きしめるキャシー。

 

物語の冒頭、介護士となったキャシー(恭子)は手術代の上に横たわる男性を感情のない目で見つめていましたが、

この男性こそが大人になり、最期の使命を果たすトミー(友彦)でした。

 

その後、愛するトミーを失ったキャシーもまた自ら提供者になることを望み、

キャシーに提供を告げる手紙が届いたところで物語は終わります。

『わたしを離さないで』感想!

臓器提供という点で以前ドラマ化された「ウロボロス」を思い出しましたが、

「ウロボロス」と異なる点は、登場人物がクローン(コピー)だということ。

他の人間と全く同じように見えるけども、人間ではないクローン(コピー)のため

戸籍や人権もなく一般社会で生きていくことは出来ず、

自分達の運命に逆らうことなく提供という道を受けいれるしか方法がありません。

 

子供の頃からずっと想い続けていた相手とようやく結ばれた恭子と智彦には、

2人で幸せになって欲しいという気持ちもありますが、人間のように見えても、実際には人間とは違う・・・

戸籍のない二人が一般社会で生活していくことは非常に難しく、

今回のドラマ化される作品も原作や映画と同じ結末を迎えるのではないかと予想しています。

 

作品自体は静かで穏やかに淡々とストーリーは進みますが、救いようのない絶望の中を彷徨うような、

重たい物語でなんともいえないざらついた感情が心の中に残りいろいろ考えられる作品でした。

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