小池真理子「無伴奏」映画化!原作小説あらすじ結末ネタバレ感想!

小池真理子さんの半自叙伝的作品「無伴奏」が映画化されることが決定しました!

映画化に伴って気になり原作小説を読んでみましたが、結末部分で「えっ、そんな展開!?」

と、思ってもみなかった衝撃のストーリー展開に驚きを隠せず、

その後の内容がなかなか頭に入ってこなかったのが印象的な作品でした。

この『無伴奏』は小池真理子さんが仙台で過ごした1960年代後半から1970年代の安保時代を描いた作品で、

タイトルになった『無伴奏』は60年代に仙台に実際にあった喫茶店が元になっているのだそう!

では早速、『無伴奏』原作小説のキャストやあらすじにストーリーのネタバレをしていきたいと思います。

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小池真理子「無伴奏」映画化 登場人物キャスト あらすじ

登場人物/キャスト

野間響子/成海璃子
物語の主人公。響子は時代につられるかのように学園紛争に夢中な女の子で、

高校では自ら委員長となり制服廃止闘争委員会を結成している。

ある日、響子は友人に連れられクラシック音楽が流れる喫茶店「無伴奏」に足を運んだことがきっかけで、

大学生の渉、祐之介、エマと出会う。

堂本渉/池松壮亮
東北大3年生。「無伴奏」で響子と出会ったことがきっかけで響子に興味を持つように。

実家は老舗和菓子屋だが複雑な家庭環境から祐之介の下宿先に居候中。

関祐之介/斎藤工
東北大3年生。現在はエマと交際中。

開業医の息子でありながら医学の道には進まず、現在は一人下宿生活を送っている。

高宮エマ/遠藤新菜
祐之介に夢中な高校3年生。奔放な魅力を持つ女の子。

あらすじ

東京で暮らす響子は青春時代を忘れられず、ふとした瞬間に仙台へと向かう。

そこで響子が20年ぶりに再会を果たしたのは、青春時代に焦がれるように愛した男の姉の勢津子だった。

1960年代、杜の都・仙台で荘厳なバロック音楽の流れる喫茶店で出会い、恋に落ちた

野間響子17歳と堂本渉21歳。

多感で不良っぽい女子高生と中性的な雰囲気を持つ大学生の恋物語。

二人の激しい恋をひっそりと見守る渉の特別な友人、関裕之介。

三人の微妙な関係が後に引き起こすのは、寂しく悲しい結末だった。

小池真理子「無伴奏」映画化 物語の秘密に結末ネタバレ感想!

では、ここから原作小説のストーリーや結末をネタバレしていきたいと思います。

 

1969年。時代は学生運動の真っ只中。

響子の父親が仙台から東京への転勤が決まったことで家族は東京へと引っ越すことになったが、

受験を控えていた響子は残りの高校生活を仙台で過ごすため、叔母の家に居候をして過ごすことになった。

真面目な叔母とは裏腹に響子は高校生ながら友人らと制服廃止闘争委員会を結成し、

学園紛争に関わるなどして多感な青春時代を送っていた。

 

ある日、響子は親友のレイコに連れられバロック音楽が流れる『無伴奏』という喫茶店に訪れる。

薄暗い地下にある『無伴奏』ではクラシック音楽が大音量で流されており、

そこで響子は東北大学に通う渉、祐之介、その彼女であるエマと偶然出会う。

席が隣になった渉と響子はお互いに興味を抱くようになり、

二人が恋に落ちるまで、そう時間はかからなかった。

 

渉は祐之介の下宿先に居候の身。

渉の実家は仙台では有名な老舗和菓子屋だが、複雑な家庭環境から家族とうまくいかず

現在は祐之介の下宿先に転がり込んでいるのだという。

世間の大学生といえば学生運動に身を投じている者が多かったが、

渉と祐之介はそういった運動には興味を示さず、本やレコードに埋もれた生活を怠惰的に送っていた。

渉と響子、祐之介とエマ、2組のカップルはそれぞれ交流を深めていく。

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結末ネタバレ

①渉と祐之介の関係

叔母の外出に合わせて叔母の家で渉と会う約束をしていた響子。

渉が来るのを夕飯を作りながら待っていたが、約束の時間を過ぎても渉は姿を見せない。

渉の身に何かあったのでは・・・

不安になった響子は嵐の中、祐之介の下宿先に足を運ぶ。

ようやく下宿先にたどり着き、ドアを開けようとした瞬間

その隙間から中の様子を見てしまった響子は言葉を失う。

 

目の前で渉と祐之介が身体を重ねていたからだ・・・

過去に渉と勢津子の関係を疑ったことはあったが、まさか渉と祐之介。

渉と目が合った響子はその場からすぐに走り去ってしまう。

 

その後、叔母の家にやってきた渉に祐之介との関係を聞かされる響子。

元々、渉と祐之介はお互いに惹かれあうように愛し合ってしまったが、

二人とも女の子を愛そうと思えば愛せたため、2年前から2人の関係は断ち切っていたという。

祐之介がエマと交際を始めたことで、渉も祐之介も救われたような感覚を覚えていたはずだった。

しかし、渉が響子に惹かれ始めると祐之介は響子に嫉妬し、

渉はそんな祐之介の嫉妬を嬉しく感じてしまったのだという。

そして、何かが狂ってしまったのか2人は2年ぶりに元の関係に戻ってしまった。

渉の響子への気持ちも嘘ではなく、本気で響子を愛しているのだという。

渉と響子、これからの2人の関係は響子が決めて欲しいと言い残した渉は叔母の家を後にする。

②エマの妊娠

1ヶ月ほど距離を置いた渉と響子は久々に会う約束をし、響子は祐之介の下宿先に足を運ぶ。

そこで偶然再開したのは祐之介が留守にしていたため、所在なさげにしていたエマだった。

エマは響子に妊娠したことを告げ、祐之介と結婚して子供を産むつもりだという。

エマの告白に驚く響子だったが、

エマと祐之介が結婚すれば、渉と祐之介の関係も断ち切れるのではないかと考え、

エマに渉と祐之介の関係を告げることはせずにいた。

③変わりゆく4人の関係

数日後、無伴奏で久々に顔を合わせた4人。

何も知らないエマはいつものように無邪気に祐之介にじゃれつき、

祐之介も以前と変わらない様子でエマに接していた。

祐之介とエマが無伴奏を先にあとにし、それから渉は響子を家まで送っていくと、

出迎えた叔母のすすめで渉も叔母の家で夕食を共にすることに。

響子の元にエマの命が奪われたという連絡が入ったのはその翌日だった。

④最悪の結末

エマを手にかけたのはエマと交際していた祐之介だった。

祐之介はエマが妊娠したことで彼女から結婚をせがまれたが、

自分は結婚するつもりはなく、それを告げてもエマは意に介す様子なく子供を産み育てる気でいた。

お腹もどんどん大きくなり、このままでは自分の人生が台無しになってしまうと

どうしようもなくなりエマを手にかけてしまったと自供。

 

一方で渉はエマを手にかけたのは祐之介ではなく自分だと警察に訴えでる。

しかし、その時間帯に渉は響子と叔母と夕食を共にしていたと響子と叔母が証言したことから

渉は犯人ではなくノイローゼ気味の学生として釈放される。

祐之介の一件で実家に戻った渉だったが、翌日には実家から姿を消してしまう。

 

それからしばらくして響子の元に渉から電話が入った。

渉はその電話で自分が祐之介の罪を被りたいと思ったこと、

響子となら普通の男に戻れたに違いなかったはずだったということを響子に告げた。

 

その翌日、『これでゆっくり眠れる』と書かれた手紙と共に命を絶った姿で渉は発見された。

 

20年ぶりに顔を合わせた響子と勢津子。

響子が勢津子に会いに来たのは渉との過去を洗いざらい勢津子に話し、楽になりたかったからだった。

しかし、響子が口を開く前に勢津子から5年前に祐之介が出所したこと、

現在は沖縄で子連れの奥さんと再婚し、3人の子供のお父さんになっていることを聞かされる。

 

響子は過去を蒸し返してはいけないと、勢津子に全てを打ち明けることをやめた。

そして、勢津子から無伴奏が既に閉店していることを聞かされた。

おわり

 

後半部分の怒涛の展開と主人公にあまり感情移入出来なかったためなのか、

なかなか内容が頭に入ってこなくて後半部分を何度も読み返した作品になりました。

セピア色の甘酸っぱい青春物語かと勝手に想像して読み進めたら、

思ったよりもハードな展開に苦笑。

この頃を青春時代として過ごした方たちには安保闘争など懐かしい描写もあり、

自分の青春時代を思い出し甘酸っぱくも感じる作品なのかもしれませんね。

 

個人的には小説の中で祐之介の感情に一切触れられていないので、

映画では祐之介と渉の感情のやりとりなどが描かれたらいいなぁと思ってしまいました。

試写会に行った方の感想をいくつか読みましたが、評判は上場^^

池松壮亮さんと斎藤工さんのからみも楽しみなので、3月の公開が待ち遠しい!

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